女子攻兵 1~3巻までの感想

タイトルに釣られて思わず買ってしまった
中身はきっとそんなに面白くないだろうと思っていたが、存外面白くてびっくり なめてました

ジャンルは一応、ロボット戦争物のはず

世界観については作中で以下のように説明されている

「女子攻兵」とは、女子高生型の巨大ロボット兵器である
無人で動作するものではなく、ちゃんと人が操縦する 
もちろん、操縦者は女子高生!・・・ではなくおっさんである 
女子高生型ロボットをおっさんが必至こいて操縦し、戦争する

「女子攻兵」は従来の兵器全てを無効化する、この世界における最強の兵器ではあるが一つ欠点がある
それは「女子攻兵」に乗っていると、精神が汚染されていくということ

精神汚染が進むと、搭乗者は「女子攻兵」に乗っている間女子高生に成りきるようになる
さらに進むと、何故か「女子攻兵」の通常兵装に含まれている「女子攻兵」用の大型ケータイに、どこからか得体の知れないメールが送られてきたり、着信がくるようになる
そして次第に「女子攻兵」から自力で降りることが困難になってゆき、最終的には「女子攻兵」に取り込まれ(?)暴走を始める

主人公はそんな精神汚染が進み暴走してしまった「女子攻兵」の搭乗者を始末する部隊の隊長
主人公自身、長い間「女子攻兵」に乗って任務を遂行しているため、自分自身が狂っているのかいないのか確信が持てないほど精神が疲弊している

自分がまだ狂っていない事を確かめるため、狂ってしまった同僚を始末する毎日を送っていた主人公であったが、ついにある任務中ケータイに謎の人物ツキコから、メールが届いてしまう
しかし主人公に送られてきたメールは、他の搭乗者達のメールの内容とは違い現実世界と繋がっている内容、つまり、妄想の産物とは言い切れない内容であった

1~3巻までの物語はそのツキコ関連の謎を追い求めていく話が中心
まだまだ決着がつきそうにない感じなので、暫らくこのままだと思われる

思った以上に設定が凝っていてびっくりした
1巻を読み終わった時には、別に女子高生型ロボットである必要なくね?と思ったが、この設定でなければあの独特の狂気を表現することはできないであろうと今は思う

タイトルに油断することなかれ
先が気になって仕方なくなること間違いなしの面白い漫画だった

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