にっき

ふと昔の恥ずかしい記憶を思い出したので書き出してみる

あれは中学二年の夏休み
友達の家に向かった時のことだ

当時俺の友人グループの間ではMGSシリーズが流行っており、休み時間中にもよく、恥ずかしげもなくMGSごっこをして遊んでいたのだが、その時も俺はスネークになりきっていた
謎の指令を受けて、道中で物陰に隠れながらスニーキングミッションをこなしている気分になっていた

そうしてたどり着いた友人宅のドアの前
俺は呼び鈴を鳴らした後、何を思ったかすぐさまドアを開けた際に死角になる位置、友人宅は左開きのドアだったのでドアの外側から見て右に隠れた

ドタドタと家の中から聞こえる足音、何故か高鳴る俺の心臓
やがて足音がドアの前で止まり扉が開かれた瞬間、俺は現れた人物に対し手に握っていたエアーなMk22を突き付け、できるだけかっこいい声で

「動くな・・・」と呟いた

俺はその瞬間は"決まったな"と達成感を感じていたが、すぐに眼前の相手を確認しやっちまったことに気付いた
応対してくれていたのは友人ではなく、友人のお姉さんだったのだ
お姉さんの驚いた顔は今でも忘れられない

俺はパニックになり、ただでさえ赤い顔がさらに真っ赤になっていくのを感じた
そして俺は、パニックになっているので弁解することもできず、笑いながら「○○なら奥にいるから~」と言っているお姉さんの横を、小さく「お邪魔しまぁす」と呟きながらすり抜けていった
友人はドン引きしていた

今でこそブログのネタにするぐらいに吹っ切れてはいるが、当時の俺に深刻な精神的ダメージを与えた出来事であることは間違いない

思えばこれが俺の女性恐怖症の原因なのかもしれない

あの時応対してくれたのが友人であったなら
そもそもあの時俺が厨二病をこじらせていなければ

俺はもう少し今を楽しく過ごせていたのかもしれない

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