投稿

2020の投稿を表示しています

働かないふたり 感想(20巻まで)

イメージ
  前に試し読みで気になっていたのを今更思い出して読み始めた。 ■どんな話? アクティブなニートが周囲を巻きこみながら織りなす群像日常劇。 「みんな違ってみんないい」が主題か。 ■雑感 正直試し読み時点で興味をもったのは春子ちゃんがエロかったから。 が、読み進めれば読み進めるほど、そんなことは忘れてしまう。 この漫画のキャラクター達は皆、他愛もないやりとりをし笑う。 その尊さを各々が理解しながら行うそれは、見ていてとてもあったかい。 この漫画のお約束として、様々な理由で人生に疲れた新キャラがでてきて、その人を心優しい主人公(ニート)がなんてことないという雰囲気で、救うっていう流れがある。 例えばめまいを起こしたおばあさんをおんぶして自宅まで運んでやり、ついでにおばあさん宅の草刈りを、皆巻き込んでやってみたりだとか。 現実に働かないって選択肢をとれば、漫画みたいに明るく生きてはいけないだろうが、こんな自由に動ける友人が欲しいと思った。 がんばらなきゃいけないとか、こうあるべきだとか、それに伴うコンプレックスみたいなものは乗り越えられる壁であり、乗り越えれば一気に視野が広がって人生たのしくなるぜ! っていうノリが手を変え品を変え全編通して続く話だが、たまにそれが気色悪く感じられることもある。同調圧力やめろっていう同調圧力っていうんだろうか。 でもそんな俺みたいな、斜に構えたやつも楽しめちゃう懐の深さがある漫画だと思いました。

左利きのエレン 感想(12巻まで)

イメージ
  広告、口コミ等で気になってたので読んでみた。 キャッチコピーは天才になれなかった全ての人へ、だそうです。 ■どんな話? デザインの世界を舞台にした(多分)サクセスストーリー。 この作品は凡人の社畜が挫折を繰り返しながらも前に進むパートと、天才たちがイキり散らかすパートに分かれており、交互にパートが切り替わりながら話は進む。 ■雑感 凡人パートは主人公の青さが非常に良い。 ヘタレで色々足りてないけど、足りない部分を補うためにはなんだってやる主人公はとても共感できる(プライベートは屑だが)。 サラリーマンになって気が付けば丸くなってる自分に気が付いて落ち込んで、だけどやっぱり夢が諦めきれない。 自身の才能、理想と現実に抗う姿はまさに少年漫画の主人公だ。 こういうのがみてぇんだよな。 対する天才パートは、序盤こそ魅力があったが段々味がしなくなってきた。 凡人側と絡み、過去のトラウマを克服するまでの流れは最高だったんだが。 なろうの無双ものは結構楽しめるんだが、なんでだめなんだろうなぁ。 天才共の癖に妙にキャラが斜に構えてるのが気に食わないのかもしれない。 凡人パートのみなら最高の一言の作品だが、天才パートと抱き合わせになってるので総合的には・・・やっぱり最高の作品です。 なぜなら普通に天才パートは読み飛ばせばいいだけなんでね。 リアル過ぎないがある程度説得力があるストーリー、凡人が才能と戦うというシチュエーション。とても俺好みの作品でした。 これでピンポンみたいにやっぱり才能には勝てなかったよってなったらぶちぎれます。

サルチネス 感想

イメージ
  作者は稲中卓球部やわにとかげぎすの古谷実先生。 読んだのは3か月程前なので新鮮な感想ではないが、良い作品なので読書の軌跡を残す。 ■どんな話? 妹が好きでたまらないアッパー系社会不適合者のおっさんが、妹のため、自分のために、周囲を大いに巻き込みながら奮闘する話。 ■雑感 とにかく汚い! おっさんは見た目も行動も言葉もなにもかも汚くて、そんなおっさんが主人公のこの漫画は、綺麗な描写のページは極稀だ。 だが、おっさんがやってることは方法はともかく、目的は純粋過ぎるほどに純粋。 見た目は汚いが、目的は綺麗なおっさんがなりふり構わず突き進む様は痛快で読んでて楽しい(ちょっと鬱陶しいが)。 そしてところどころで泣かしにかかってくる。 愚直さは笑えるけど、ずっと見てるとその実直さに泣けてくるのだ。 ラストは特に涙無しにはいられない。 また、先生の話にしては珍しく(といってもわにとかげぎすとヒメノアールしか読んでないけど)犯罪が絡まない。 いつもの、ダメ男+そんなダメ男が好きな美女+日常に潜む仄暗い狂気の3種の神器が揃った話ではなく、この話の構成要素はダメ男(女)達+(比較的)常識人な妹だ。 つまり何かよくわからない恐ろしいものに邪魔されず、心行くまで先生の描く日常ものを楽しめる話、というわけだ。 主人公の方向性が今までとは大分違うが。 明るい気持ちになれること間違いなしの良作。読後感最高でした。

近況 8/31

イメージ
少なくとも今年はひと月に1回は日記を書きたいので無理やり書く。 コロナ自宅待機があけて仕事がまともに再開されて以降、中々趣味に向かう体力が確保できず、平日は家に帰ったらスマホで配信みながらゴロゴロして寝るの日々が続いている。 昔は一日にゲームしない日なんて存在しないくらいだったのに、歳をとったのか、単に楽に暇を潰せるほうに流れているだけなのか。 ツシマは買った。面白いと思ったが、南半分を解放したところで、やり遂げた感を得、休止中。再開するのは何年先になるやら。 ここからが本題。HoI4を始めた話。 夏休み中にはどこにもいけないし、昔投げ出したゲームをやろうと思い、HoI4を起動。 HoI4(Hearts of Iron IV)は、、第二次世界大戦を舞台に、プレイヤーは各国の国家元首となり如何に自国を発展、生き残らせるのか、というゲーム。 ドイツでソ連+連合諸国に打ち勝ったり、日本でアメリカ潰してみたり、フランスで枢軸からの猛攻に耐えてみたりと、色々遊べるゲーム。 大国以外にもどんな国でも遊べる自由度の高さが売り。 周りがおもろいおもろい言うから買ったものの、わけわかんなくて即効で詰んだゲーム。 過去の反省を活かし必死に解説動画をみて、なんとか遊べる様になった(つもり)。 昔は相当苦手意識のあったシミュレーションゲームだけど、簡単なシステム理解するまで我慢すれば案外楽しめる。 (...といっても理解するのに20時間くらいかけたが) 初めてドイツプレイで何もかも支配できたときは凄い達成感があった(もちろんセーブロード無しだぞ!!)。 が、友人にどや顔で画像で報告したらあなた軍集団システムしらず?と煽られてしまった。 軍集団システムは本当基本的なシステムで、今思うと知らないと恥ずかしいレベルなんだが、知らなくてもなんとかなってしまうのだ。 この様にゲームを進めるうえで最低限知らなきゃいけないこと以外は、知らなくても何とかなる(当たり前だが)。 ここらへんの感覚が昔の自分にはなくて、膨大な知識を最初からもってないとプレイできないと思い込んでた部分があった。 もうかれこれ100時間くらい遊んだけど、まだまだ遊べるいいゲームだと思う。 今は必死でカルリスタスペインの実績解除を目指してプレイしている(フランスを併合する?やつ)。 無政府主義スペインで内戦に勝つだけの実績解除にすら

【LoR】ガントレット7勝した 【シングルトン ガントレット 2020】

イメージ
初めてガントレット7勝できたので。 ・デッキコード CEAAABACAIAASCQGAIBQCAQDAQCQSCIBAAGA6FQ5EYTSWLJTC4AQGBAGB4IBCEYUDANB4HZBEMSSMKBMF4YDEMZVG4 ■ガントレットとは? 毎週ルールの変わる構築で、2回連続敗北か、7勝するまで試合を行うモード(7勝目のみ1敗北で終了)。 今んところ、構築でできる範囲限定の酒場の喧嘩。 先週は通常の構築、今週はハイランダー限定の構築。 ■7勝したデッキについて ミッドレンジノクサスデマーシア。 ドロソは、査定者一枚のみで、強いカードを順番に並べて勝つデッキ(7並べ)。 ランクでは入れることのない、破城槌とか、オーロック・グリントホーンがいい味だしてました。 3回のトライで7勝までいけました(内訳:6-4-7)。 ■今回のガントレット(ハイランダー)の環境について ミッドレンジが多い印象。・・・というよりは、 ・1,2マナ帯の強いカードが、特定のカードに偏っているため、同一カードを複数入れられない今回は、アグロを組み辛い(2地域縛りが無ければ組めたかも)。 ・コンボデッキは言わずもながら無理で、できてコントロールくらい という感じか。 といってもコントロールというよりは、後ろよせミッドという感じ。 色んなデッキをみたが、よく見たのは、フレヨルドタッチ、ノクサスタッチか。 使われてない地域は無かったと思う、シャドウアイルがちょっと少なかったかな? 意外とニャルマゲドンデッキを使ってる人は少なかった。 自分自身、最初せっかくだからと思って組んだが、普通のミッドレンジに速度で勝てず諦めました。 ニャルマゲドンのためのルールといってもいいのに悲しすぎる。 ■今回のガントレットの雑感 前述の通り、ニャルマゲが流行ることもなく、結局いつもの面子で殴り合ってる、という感じがしてしまうルールだった。 ただ、普段使わないチャンピオンを使えたので、その点は良かった(開幕お互い6体のチャンピオンが表示されるのは圧が凄い)。 ガレンとか単体性能最強クラスなんだね、助けられました。 前回の通常構築と比べたらまだ面白いけど、次回はもう少し特殊なルールにしてほしい。

告白 感想

イメージ
五年に一回あるかないかの活字が読めるテンションになったので、この機を逃さぬ内に適当に目に入った小説を読む。 今回読んだ湊かなえの告白は、2008年に発表されたいわゆるベストセラーで、2010年に映画化もされた超有名な作品らしい。 恥ずかしながら全く知らなかったが、そう言われるとこの表紙に見覚えがある気がしてくるから不思議だ。 ■どんな話? 三者三様の視点から語られる復讐劇。 ■雑感 主題は、愛。(だと勝手に決めつけます。) 自己愛、友愛、家族愛、生徒への愛、無償の他者への愛。 作品には歪みに歪んだ様々な愛の形が描かれる。 そして一貫しているのは、愛は常に他者に理解されぬ(一番分かってほしい相手にさえ)、一方通行なものであるということ。 傍からみて、空回りしたり、大げさだったりする、滑稽なそれを、皆笑い、逆に笑われる。 だが、それは彼らにとっての生きる意味であったり、自己を保つために必須なものであるのだから必死である。 愛は常に他者に理解されぬという部分を、語り手を章ごとに切り替えることによって、うまく表現しており、話が進むにつれて難解な謎が解けたような、すっきりした感覚が得られる。 意外性の連続で、読んでてうまいなと思わせる構成。 話自体は、好みであるかと言われると微妙なところではあるが、後半は完全に引き込まれていたので、面白いお話でした。

ボーズ・ミーツ・ガール 感想(2巻まで)

イメージ
定期的になろう小説、というか異世界転生もの、が読みたくなるのだが、そんな時に出会った一冊。 なろうでもタイトル違いだけど読めるみたいです(中身は一緒っぽい?)。 https://ncode.syosetu.com/n7337dg/ ■どんな話? 「そも仏道とは護法のために編まれ、やがて体系立ててひとつの道として確立された総合戦闘術である」 という一文がすべてを表す、坊主が物理で異世界無双する話。 ■雑感 宇宙空間で戦争を繰り広げるような世界で、戦うために生み出されたクローン僧兵の主人公は、壮絶な戦いの末、今際の際にいつもの中世な異世界に転生される・・・という冒頭から始まる。 いや設定盛りすぎだろ!!開幕から飛ばしまくり。 転生先で自身のことを、地球(軍)の和尚様で、terraのオショウだと名乗るの面白すぎる。 このギャグを使いたいが為の、使い捨てだが無駄に壮大なSF設定だったに違いない。 中身はどうしようもなく強い主人公が、無双していく異世界無双もの・・・なんだが、主人公がイロモノ過ぎてその無双っぷりに嫌味がまったくない。 嫌味が無い無双ものに残るは爽快感だけ。 また、物語を彩る登場人物は、同情を禁じ得ない哀れな境遇の持ち主が多い。 その誰もが、それを受け入れ、悲壮な覚悟をもって、でも笑顔でいる。 そんな奴らを物理で救っていく様は、痛快さをさらに高める。 するっと読めて後味すっきり。 一風変わった、異世界無双ものが読みたいときにオススメ。 ■2巻の感想 1巻で綺麗に終わっていて、2巻どうなんだろうなと思っていたが、面白い。 登場人物、世界に魅力があるといいね、もっと読みたいって思える。 が、ツェランみたいなのを出すなら、もう少し練ってほしい。

僕の心のヤバイやつ 感想(3巻まで)

イメージ
あの「みつどもえ」の桜井のりお先生の新作兼、僕の最近の生きがい。 ■どんな話? 悶えること間違いなしの恋愛もの。 つまり、ヤバイやつ。 ■登場人物からみたヤバさ 主人公の、京太郎君の魅力がヤバイ。 その異様に自分に自信がない彼は、息をするように相手を慮れる男。 表には出さないが死ぬほど素直(矛盾などない)で、自身を客観視できている彼の一挙手一投足は、いちいちえもえものえもなのだ。 対するヒロインの山田ちゃんもヤバイ。 彼女のどこまでわかってんのかわからない態度がヤバイ。 なにもかもかわいいし、やばやばのやば。 ■描写からみたヤバさ この漫画はモノローグの使い方が非常にうまい。 主人公以外のモノローグは徹底的に廃しており、ひたすらに京太郎君からみた世界が描かれる。 そして、そんな京太郎君のモノローグですら、彼の深層心理の部分は描写されない。 話の中の小さな一コマが、京太郎君自身も意識しないうちに彼の行動に影響を及ぼす。 京太郎君が頭で考えずに行ったその何気ない行動が、ひたすらに山田ちゃんに突き刺さっていく様はとにかくエモい。 散りばめられた小さな伏線が、一切説明描写無しに回収される。 だが、わかりやすい。 この漫画は丁寧すぎるほど丁寧な漫画である。 ■総括 一味違った、男性向け恋愛漫画。 面白いです。 今(3巻)がもっとも脂の乗っている時期だと思うので、ここからにもさらに期待。

レジェンド・オブ・ルーンテラ(LoR)始めました。

イメージ
前から少しだけ気になってた、レジェンド・オブ・ルーンテラを始めて見た。 スマホ版がでるまでは、スルーしようと思ってたらもう出てました。 ■概要 あのリーグ・オブ・レジェンド(LoL)の運営会社が開発したカードゲーム。 内容は、ハースストーンとMTGをあわせた感じ。 (...MTGAを1時間くらい触った程度の知識しかないから間違ってるかもだけど。) TEPPENみたいに、完全に別ゲーってわけじゃない。 ハースやMTGを楽しめたなら、遊べるゲーム。 ■システム面の比較 ●MTGっぽいところ ・攻撃側が、攻撃対象を選択できない。 防御側が、当たり方を選ぶ方式。MTGもこれだよね。 ・相手のターンにスペルを詠唱できる。 相手のスペルを妨害したり、バフデバフで不利トレードを有利に変えたり。 この部分をMTG好きな人はめっちゃ推してくる印象。 ゆうてただのじゃんけんだとは思う。 ・勢力(MTGでは色?)を自由に組み合わせられる。 組み合わせは君次第!ってやつ。 ・飛行とかトランプルがある。 てか、なんでハースにはまだ実装されてないんだろう? 飛行は追加しないでいいけど。 ●ハースっぽいところ ・毎ターンマナが増える いわゆる土地事故ってやつはない。 ・戦闘後のミニオン(フォロワー?パーマネント?)のダメージは記憶される。 デジタル特有のやつ。 個人的には、有利トレードが有利になりすぎないから好き。 ・マリガンは1回までで、別にデメリットはない。 なんでMTGってマリガンするとハンド減るのか浅い自分には意味不明です。 ●どちらとも異なるところ ・カードをプレイするたびに、相手の手番になる。 1ターン中に、交互にカードをプレイして戦うということ。 先攻後攻の差が、1ターン目に殴れるかどうか、しかない。 このシステム結構斬新で良いと思いました。 ・召喚酔いという概念がない。 全員突撃もち...っていうと吃驚するけど、自分が召喚したら相手も召喚してきて、すぐブロックしてくるので、先攻が死ぬほど有利なゲームではない。 良いシステムです。 ・余ったマナは、スペル専用マナとして3マナまで次ターン以降に持ち越せる。 事故を回避したり、早い段階で重くて強力なスペルを撃つぶん回りを狙ったり。

望郷太郎 感想(2巻まで)

イメージ
へうげものの作者の新作らしい。 へうげものは、読んだ当時難しく感じられ1巻で読むのをやめた(戦国時代についてある程度知識ないと楽しめない、とその時は感じた)。 今作は終末ものなんで、歴史的な背景とか別に知らなくても十分楽しめる。 2巻刊行で読み返したついでに感想を書く。 ■どんな話? 2025年、突如大寒波が世界中を襲う。 生き残るためコールドスリープを選んだ主人公だったが、目覚めたら500年の時が過ぎていた。 どうやら大寒波は氷河期の前触れで、以前の文明は全て滅んでしまったらしい。 家族の中で唯一生き残った主人公は、この過酷な世界で生き残り、故郷に帰ることを決める。 ■雑感 以前の文明は滅んだが、人類はいまだ健在。 石器時代まで逆戻りした今の人類の中で現代人がどう生きるのか、というのが見所。 価値観の違いとか、文化の違いとどう折り合いをつけるのか。 主人公は、前時代の知識を生かして、知識無双的なことはしない。 自殺島みたいに、サバイバルの能力に異様に長けてたりもしない。 今の人類と一緒に過ごし、生き方を学んでいく。 面白いのは、世界は案外豊かで、無欲であれば、生き残るのにさして苦労は無いという描写。 2巻からはこの「欲」に対する描写が増える。 奴隷制度に戦争、人類は同じことを繰り返している。 なんだか妙にリアルで目が離せない。 この作品の魅力は人物描写の丁寧さにもある。 主人公は、利己的な冷血漢然としているが、その実あったけぇ奴。 周りのやつらもそれぞれ必死に生きてる。 そんな彼らの描写は一つ一つが丁寧で、とても面白い。 もし、地球に氷河期が訪れたら?という視点でも、単にヒューマンドラマとしても楽しめる良い作品だと思います。

宙に参る 感想(1巻まで)

イメージ
派遣~シリーズで(俺の中で)おなじみの肋骨凹助先生の商業作品。 いつの間にか1巻でてたらしい。 1年くらい前に派遣シリーズの更新見に行って商業でやりだしたの知って吃驚しました。 派遣シリーズ1作目は以下で読めます(web漫画ってやつ) http://books.vipdoor.info/comic/ww2291 ■どんなお話? 舞台は近未来。 当たり前に宇宙進出し、AIは人格を持ち、人は体の殆どの部位を機械に置き換えることができる。 そんな世界で、凄腕のハッカー兼機械技師である「魔女」が、好きなことで生きていく話。 ■雑感 主人公のソラは、やろうと思えば、なんでもできそうな人。 でもそんな彼女の日常はゆるい。 彼女の周りは少し騒がしいけど。 物語は彼女の「病死」した旦那の葬式から始まる。 そのシーンは結構衝撃的。ロボな息子にリモートお焼香。 そんな感じで説明される、世界観はとても良く練られていて、説得力がある。 こんな未来ももしかしたら来るかもね。 あとは作品全体のこういう台詞回しが作る雰囲気が好き。 上の画像は一番好きなシーン。 1巻なんで当たり前だが、まだ冒頭でしかない。 このまま物語がどういう方向に向かうのか全く分からない。 底の見えない懐の深さもこの作品の魅力ですね。 ■派遣シリーズの読者として 作画以外にこんな感じの描写で、先生の作品だなって思う。 派遣シリーズの読者は、まったく毛色が違う作品だけど、シリーズの空気感を感じられる作品なので、読むべきですね。 しかしながら、派遣シリーズの更新はもう10年くらいは可能性なさそうだなぁと思うと、少し寂しい。

好きな子がめがねを忘れた 感想(5巻まで)

イメージ
今日新刊でてたので感想を書く。 ■どんな話? よく眼鏡を忘れる天然系メガネっ娘と、素直だけど自己評価低めの男の子がイチャイチャする話。 まさに好きな子がめがね忘れたら?っていう妄想の権化。 普段眼鏡かけてるあの子が外したらもっとかわいい!っていう、あのシチュエーション好きのための漫画・・・ではない。 日常系+恋愛物。 ■雑感 読むきっかけはタイトル。 おもろいこと考えるやんって読んでみて、三重ちゃん(ヒロイン)マジかわいいじゃんってなりました。 作品全体に漂う優しい雰囲気も良く、するっと読み続けられた。 しかしながら、1巻以降は急速にマンネリ化が進んでおり、「新刊がでたら読むけど、続きが早く読みたいってほどでもない漫画」になっていた。 こういう発想が面白い漫画にはつきものではあるのだが。 でも、ここ最近の巻(4、5巻)はやばい。 個人的に恋愛漫画で一番おいしい時期だと思っているあの展開に突入したのだ。 即ち、双方がお互いの気持ちを自覚したうえで、若干すれ違うっていうあの展開である。 もう両方ともかわいすぎてやばい。 ここを抜けたらつまるところ、物語は終焉を迎えてしまうのだが、もう少し引き延ばしてほしいような、無駄に引き延ばさず綺麗に終わらせてほしいようなそんな感じ。 今後の展開に期待が高まりますね。

その着せ替え人形は恋をする 感想(4巻まで)

イメージ
普段よく視聴している配信者が、面白いっていってたので購入。 ■どんな話? ひな人形職人の家の男子高校生が、コスプレイヤーのギャルとの交流を通して、趣味、果ては生き方について考える話。 テーマは、好きなものを好きっていうことの素晴らしさとか、好きなものに真剣になれることの格好良さとか。 ■雑感 オタク趣味に傾倒してるかわいくてえっちなギャルがでてくる。すごい。 絶対そういうの興味なさそうな陽キャが、オタク趣味もってるとギャップですげぇいいなって思うよね。なんなんだろね。 あと、主人公の男の子もすげぇかわいい。 そら皆惚れますわ。かわいいもん。 主題は、趣味に性別も貴賤も無いってやつ。 だけど、そんな重苦しい話ではない。 とにかく、かわいい人がかわいい人とイチャイチャする話。 登場人物も全員いい人で、読んでて明るくなれる漫画でした。

パリピ孔明 感想(1巻まで)

イメージ
新刊漁ってたら見つけたやつ。 タイトルがずるいよね。 どうやら、コミックDAYSってとこでやってるWEB漫画らしいです。以下URL。 https://comic-days.com/episode/10834108156708586366 ■どんなお話? 道半ばにして、天寿を全うした孔明。 ・・・のはずだったが、目覚めたら体は若返り、ハロウィン真っ最中の渋谷に飛ばされていた! そして、ウェイ系に絡まれて連れられたクラブで、一人の歌手の女の子と出会う。 彼女の歌声に感銘を受けた孔明は、己の知略でもって彼女の夢を叶えることを誓う。 もし現代に〇〇が生きていたら?系の作品。 ギャップで笑うギャグマンガ。 孔明の無駄遣い。 ■雑感 タイトルずるくない? そりゃ買っちゃうよ。 ヒロインの女の子がかわいいのがいいですね。 肝心の(?)中身の方はというと、中々面白い。 エイコちゃん(ヒロイン)のマネージャーとなった孔明が、彼女のライブをサポートし、ライバルを蹴散らしていく、というのが話の大体の流れ。 彼女をサポートするにあたって、前世の記憶を活用して、ライブの演出と、三国志の有名な計略を無理やり絡めるんですよ。面白いよね。 あと何故か今のところライバル達は、嫌な奴ばっかなのも面白い。 お前ら音楽に集中しな? 一つ不満な点があるとすれば、孔明が別にパリピしてないとこ。 糞マジメにマネジメント業に専念してるだけ。 渋谷の空気にあてられてウェイ系になった孔明がみたかった人は読まない方がいいかも。 絶対作者、語感だけでタイトル決めただろこれ! 自分自身三国志まったくわかんないし、諸葛孔明に何の思い入れもないので普通に楽しめました。 三国志好きだったらもっと楽しめるかもしれないし、逆に楽しめないかもしれない。

イエスタデイをうたって 感想

イメージ
大好きな漫画家の一人、冬目景先生の代表作のひとつ。 先生の漫画は、絵がいいんだよね。 羊のうたでハマって以来、先生の漫画は色々読んできたが、これだけは今の今まで読んでなかった。 ■どんな話? 恋愛とはなんぞや?って話を延々と、面倒くさい人たちの日常を通して描く物語。 ■雑感 冬目景先生の絵は本当に素晴らしい。これだけで読む価値がある。 話のほうは、ゆるゆるな日常もの。 本当にただの日常もので、不思議な力とかは一切でてこないし、壮大な伏線があったりはしない。 作中にはいろんな人たちがでてきて、それぞれが大体恋愛を通して成長していく。 脇役達の話も相当面白いから、最後まで見てて飽きないです。 結末は、リクオ(主人公)の周り以外は概ね満足。 しかし、リクオもシナコも屑すぎるよほんと、あいつらが幸せになるのは許せねぇよ!! とにかく、ハルちゃんが不憫でしかたねぇ話だった。 一応ハッピーエンドなんだが、若干もやもやする。 でもハルちゃんが幸せそうだからそれでオッケーです。 ■冬目景先生のファンとして 先生のファンとしては、こういういつ終わっても違和感のないような話を読んでいると、いつ先生が面倒臭くなって終わらせに入るのかびくびくする。 先生は、書く話は面白いのに、中途半端に投げ出しがちなのが玉に瑕なのだ。 このイエスタデイをうたってはきちんと終わっていて、読後感も悪くない。 完結に時間はかかったみたいだけど、きちんと終わらせてくれたことに感謝。

カラーレス 感想(2巻まで)

イメージ
新進気鋭の作家さんの作品らしい。 どうやって見つけて来たのかもはや覚えてない。 ■どんな話? 舞台は極大太陽フレア、マーシパルスにより、色素が殆ど失われた世界。 残されたわずかな色素は、謎の超エネルギーを生み出すようになっていた。 そんな色素を巡る戦いを描いた話。 あと、色が失われたついでに人の面はなぜか異形に変化している。 ■雑感 まさに、趣味がそのまま漫画になったような作品。 「カッコイイ」がこれでもかって詰まってる。 クリーチャーに、主人公のスーツのデザイン、それらを使った戦闘シーン。 とにかくかっこいい。 モノクロの漫画と、色素の失われた世界観をうまいこと連動させた、作中の色素をカラーで描画する表現法は素晴らしいと思いました。 お話のほうは、狭い世界で終わってしまいそうな危うさというか、寂しさを感じる。 最初にでてきたごろつきがそのまま最後まででてきて終わっちゃいそうな感じ。 できれば、もっと世界を広げてほしい。 これからもっと面白くなっていくことを祈ります。

こぐまレンサ 感想

イメージ
オチがいい漫画とググったら出てきたので購入。 なんか昔どこかで聞いたことがある気がするんだよなぁこのタイトル。 こぐまレンサ。語感がいいですね。 全1巻。 ■どんな話? オムニバス形式。 何かしら教訓めいた話だったり、そうでもない話だったりが淡々と続く。 一つ一つの話の小さな繋がりが、最後は...みたいな感じ。 どことなく、古谷実作品に通じるものを感じる。 ■雑感 その独特の雰囲気が良い。 こういう系の話は行き過ぎて意味不明になったりもするが、すんなり読めた。 地に足ついてないようで、実は結構しっかり立ってる漫画。 結局明かされなかった謎も多いが、あとはこっちで考えてくれってことなんだろう。 読み終わった後は、切ない読了感に襲われること間違いなし。 批評すること自体が、なんだか無粋なきもするので、これで感想は終わり。

からくりサーカス 感想

イメージ
黒博物館がおもしろかったんで、からくりサーカス全43巻を衝動買い。 いつか読み直すときのためにも、初見の感想を書く。 ■からくりサーカス編開始前まで かっこいいナルミに感化されて全員かっこよくなっていく話。 素晴らしい導入だったと思う、全員魅力的で、この時点での謎も気になって続きが読みたくなる展開だった。 最高の一言。 ■からくりサーカス編 からくりサーカス編の序盤、ナルミがギィ、ルシールと旅をする話はとても良かった。 エリ公女の話が特に良い、敵も味方も丁寧に描写されていて最高。 だが、サーカス編は唐突に終盤を迎え、その展開は当然急ぎ足気味で、何とも言えなかった。 使い捨ての、ぽっとでのキャラをたくさん出てくるが、その一人一人に対する描写今までよりもずっと少ない。 感情移入もし辛いまま、お涙頂戴シーンが連続し、そのまま終わってしまう。 もう少しここでグダグダ長々とやるべきではなかったんじゃなかろうか、ナルミにもう少し旅をさせて、その過程でラストの面子と交流して彼らを掘り下げるとか。 確かにナルミが各地を旅するだけの進展のない話が10巻くらい続くと読者は離れるのかもしれないが... ■過去編 今までに張られていた伏線が一気に回収される話。 正直、めちゃめちゃ面白かった。 からくりサーカス編の最中は、合間に差し込まれるマサルの話がつまらなく感じられたが、この話で一気にマサル側の話の株が上がる。 藤田先生は、きちんとオチまで考えて謎を残すのがうまい人だと思う。 ■黒賀の里編 この話も面白い。 アシハナ家の3人娘一人一人に対して、時間をかけて掘り下げる。 単なる脇役なのに、感情移入しっぱなしだった。 それだけに、ラストの展開には心底絶望させられたと同時に、感嘆させられた。 なぜ、からくりサーカス編ではできなかったのだろうか。 黒賀の里の話とは直接関係ないが、ここらへんからナルミのエレオノールに対する意固地な態度が始まる。 ■機械仕掛けの神(最終幕)編 キチンとすべてのことに決着がつく。 が、正直あまり好きになれない展開。 からくりサーカス編よりさらに酷い。 以下気に食わない点。 ・マサルのしろがねに対する思いの描写 今まであんだけ丁寧に、マサルの感情はそういうのではないってのをやったのにそれ

黒博物館 ゴーストアンドレディ 感想

イメージ
作者はうしおととらとか、からくりサーカスの藤田先生。 今まで藤田先生のお話は読んだことなかったが、試し読みで面白かったので購入。 黒博物館シリーズは他にも何作かあるらしく、そのうちの一作。 上下巻。 ■どんな話? 演劇好きな幽霊のもとに、一人の「見える人」な女の子が自分を殺してくれとせがんでくる。 天啓と信じて疑わない事が、周囲の反対によってできず、生きている意味を見失ったという。 彼女の必死で、狂気をまとった表情に、まるで悲劇の一幕が上がったような感覚を覚えた幽霊は、彼女に興味を持つ。 「お前が真に絶望した時に殺してやろう」と、女の子にとりつくことを決める。 そんな冒頭で始まる、演劇好きで、世話好きな幽霊が語るナイチンゲールの生涯。 ■良かったところ ・魅力的な登場人物達 熱く、真っ直ぐで、かっこいいやつらがいっぱいでてくる。 「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ。」 なんてナイチンゲールの名言初めて知ったけど、心震わすいい言葉ですね。 若干、悪役側のキャラが弱いきもするが、そんなことは些細な問題。 ・熱く、丁寧なストーリー 上下巻でまとまっているだけに、最初から最後まで無駄のない展開。 綺麗な伏線回収に、涙腺崩壊します。 ナイチンゲールの生涯にこういう解釈があってもいい。 ■気に食わないところ 無し ■まとめ ナイチンゲールのことと、イギリス・ルネサンス演劇が好きになれる話。 藤田先生の話初めて読んだけど面白いっすね。

博多とんこつラーメンズ 感想

イメージ
前回に続きアニメの感想文(兼備忘録)。 Netflixでみれます。 ■どんな話? 人口の3%が殺し屋と言われる(架空の)博多を舞台にした、殺し屋とヤクザが繰り広げるドタバタコメディ。ふんわりとデュラララっぽさあり。 ■良いところ ・世界観のぶっ飛び具合 なんだよ人口の3%が殺し屋の街って、それでいてよくあるスチームパンクなスラム街が舞台の話ではなく、見た目だけは現代の日本っていうね。 もうその設定だけで見るしかないじゃん! とにかく人の命が軽い軽い。 そんな中で、良心を信じよう!とかやるんだからギャップが面白い。 が、若干の出オチ感が否めないのは事実ではある。 ・温かみを感じる方言 一部の登場人物は博多弁ってやつを使ってしゃべる。舞台が博多だから。 殺伐とした世界観の中で気の抜ける方言、いいですね。 ガチの博多の人が聞いたら違和感すごいのかもしらんけど。 ・4話までのクォリティの高さ 導入にあたる最初の事件解決までの話が妙にクォリティが高い。 テンポも展開も良く、最後まで視聴を続けようという気にさせてくれた。 ■気に食わなかったところ ・出オチ感 最初の事件は面白かったんだが、続く話は可もなく不可もなくといった話が続いて終わる。 世界観や、キャラの設定が面白い話は、それらが明かされた後はもういいかなってなりがちではありますね。 ・使い捨ての設定が多い 面白い設定がぽんぽんっと最初のほうにでてくるが、大してその設定が生かされることはない。 斎藤君の設定とかかなり面白いと思うんだけど、あの程度の扱いにしちゃうとかもったいねぇなぁと思いました。 ただ、原作もののアニメなので、原作だとちゃんとやってんのかも。 ■まとめ 面白いが、出オチ感が強い作品。 でも、見たほうが人生にとって得。

歌舞伎町シャーロック 感想

イメージ
コロナによる自宅待機で暇なので、Netflixでアニメを見漁っていた時に見つけた作品。 今年の3月くらいまでやってたらしい。2クール。 中々面白かったので感想を書く。 ■どんな話? 一癖も二癖もある探偵達が、歌舞伎町(とは名ばかりの架空の町、イメージ的には多少綺麗な九龍)を舞台に繰り広げる推理物。コメディ色強め。 一話完結型だが、話は繋がっている。 話は2クールである以上仕方ないのかもしれないが中盤の中だるみはあり。 ■良かったところ 主要キャラ全てのキャラが濃ゆいところ。 特に主人公の濃さ。あの気持ち悪いがかっこいいキャラはなかなかよかった。 また、キャラ同士の掛け合いが面白いところもいい。 どいつもこいつも良い奴ばっかで涙腺が緩む。 あとは、一発で引き込まれる、落語好きの主人公探偵が行う推理落語のテーマ曲と、描写。 汚い感じの空気感が好みだったのも視聴を続けられた理由の一つか。 一番でかいのは最終2話の出来の良さ。 ■気に食わなかったところ 若干、いやかなりホモ臭い。腐女子ウケ狙いなのか?? 後は、後半のストーリー展開。 話自体をもう一度練り直してほしい。 あーいう路線で行くにしろ、もう少し丁寧にできなかったのか。 ■まとめ 自分の中では良作の部類。 アニメである以上、決められた話数の中で話をまとめる必要があるが、綺麗にまとまっていたように思う。 久しぶりに新作アニメってやつを見たけど、面白いのやってんだね。

イムリ 感想(25巻まで)

イメージ
■概要 友人Iに捧ぐ読書感想文イムリ編。 2割くらいは友人に勧められたから、残りの8割はこのおじいちゃんのイラストに惚れて読みました。この悪いこと考えてそうな顔いいですね。 結論から言えば、展開が気に食わなかったので、好きになれない話。 でも、単につまんなかったで終わったらそれこそつまんない。 ■どんなお話? ※あらすじは省く。 戦争、階級制度、人種差別というでかすぎるテーマを扱った話。 あと、人の心を無理やり覗き見る力を持つ人たちが世界を牛耳ってる。 これらを組み合わせて、人の醜さとか、対比させる形で人の素晴らしさを描く。 にんげんっていいなってこと。 ■良いところ 設定がとにかく凝ってるところ。 各々の種族がもってる能力の設定とか、国の制度とか、世界観が凝っててワクワクさせてくれる。  デュガロ「術で従うイコルよりも奴隷なのだよ本当の 心が奴隷 化されているのだからな.」って 台詞。 タムニャドの存在。 一周回ってラルド覚者の存在。 ■気に食わなかったところ ・デュルク(主人公)が大して活躍しないところ。 選民として生まれて、でも実は生まれが卑しい種族で、ってきたらさ、僕が求めてるのは、そっから這い上がって全部救ってハッピーエンドですよ。 だが実際には幼女が無双して、気が付きゃデュルク君は廃人って意味わかんねぇだろぉ??? デュルクの功績ってマジで、チムリちゃんに道具の使い方教えたとこぐらいじゃないか? ・皆物分かりが良すぎるところ。 そりゃわかる。わがまま言ってたら戦争は終わんねぇよ。 でもさ、同族を兵器に改造されたあげく、殺し合いまでさせられてさ、そんな簡単に許せますか? 頭を焼かれて、頭の皮膚全部ケロイドにさせられて許せんのかって。 てか、ミューバは許されて良いわけ? ・たまに異様に展開が早いところ。 デュルクが独り立ちしたと思ったら、急にクールキャラ(一人称俺)になる。 ニコが結婚したと思ったら次の瞬間死別。 はっや。 ・デュガロしか悪役できるやつがいないところ。 今更新キャラだされても困るけど、あそこまでやって結局復活じゃあね。 ■どうしたら僕はこの漫画に満足できたのか とにかく、デュルクがまともに活躍してたら読めてたと思う。 カーマと戦争するにしろ、和平の道をいく