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レジェンド・オブ・ルーンテラ(LoR)始めました。

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前から少しだけ気になってた、レジェンド・オブ・ルーンテラを始めて見た。 スマホ版がでるまでは、スルーしようと思ってたらもう出てました。 ■概要 あのリーグ・オブ・レジェンド(LoL)の運営会社が開発したカードゲーム。 内容は、ハースストーンとMTGをあわせた感じ。 (...MTGAを1時間くらい触った程度の知識しかないから間違ってるかもだけど。) TEPPENみたいに、完全に別ゲーってわけじゃない。 ハースやMTGを楽しめたなら、遊べるゲーム。 ■システム面の比較 ●MTGっぽいところ ・攻撃側が、攻撃対象を選択できない。 防御側が、当たり方を選ぶ方式。MTGもこれだよね。 ・相手のターンにスペルを詠唱できる。 相手のスペルを妨害したり、バフデバフで不利トレードを有利に変えたり。 この部分をMTG好きな人はめっちゃ推してくる印象。 ゆうてただのじゃんけんだとは思う。 ・勢力(MTGでは色?)を自由に組み合わせられる。 組み合わせは君次第!ってやつ。 ・飛行とかトランプルがある。 てか、なんでハースにはまだ実装されてないんだろう? 飛行は追加しないでいいけど。 ●ハースっぽいところ ・毎ターンマナが増える いわゆる土地事故ってやつはない。 ・戦闘後のミニオン(フォロワー?パーマネント?)のダメージは記憶される。 デジタル特有のやつ。 個人的には、有利トレードが有利になりすぎないから好き。 ・マリガンは1回までで、別にデメリットはない。 なんでMTGってマリガンするとハンド減るのか浅い自分には意味不明です。 ●どちらとも異なるところ ・カードをプレイするたびに、相手の手番になる。 1ターン中に、交互にカードをプレイして戦うということ。 先攻後攻の差が、1ターン目に殴れるかどうか、しかない。 このシステム結構斬新で良いと思いました。 ・召喚酔いという概念がない。 全員突撃もち...っていうと吃驚するけど、自分が召喚したら相手も召喚してきて、すぐブロックしてくるので、先攻が死ぬほど有利なゲームではない。 良いシステムです。 ・余ったマナは、スペル専用マナとして3マナまで次ターン以降に持ち越せる。 事故を回避したり、早い段階で重くて強力なスペルを撃つぶん回りを狙ったり。

望郷太郎 感想(2巻まで)

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へうげものの作者の新作らしい。 へうげものは、読んだ当時難しく感じられ1巻で読むのをやめた(戦国時代についてある程度知識ないと楽しめない、とその時は感じた)。 今作は終末ものなんで、歴史的な背景とか別に知らなくても十分楽しめる。 2巻刊行で読み返したついでに感想を書く。 ■どんな話? 2025年、突如大寒波が世界中を襲う。 生き残るためコールドスリープを選んだ主人公だったが、目覚めたら500年の時が過ぎていた。 どうやら大寒波は氷河期の前触れで、以前の文明は全て滅んでしまったらしい。 家族の中で唯一生き残った主人公は、この過酷な世界で生き残り、故郷に帰ることを決める。 ■雑感 以前の文明は滅んだが、人類はいまだ健在。 石器時代まで逆戻りした今の人類の中で現代人がどう生きるのか、というのが見所。 価値観の違いとか、文化の違いとどう折り合いをつけるのか。 主人公は、前時代の知識を生かして、知識無双的なことはしない。 自殺島みたいに、サバイバルの能力に異様に長けてたりもしない。 今の人類と一緒に過ごし、生き方を学んでいく。 面白いのは、世界は案外豊かで、無欲であれば、生き残るのにさして苦労は無いという描写。 2巻からはこの「欲」に対する描写が増える。 奴隷制度に戦争、人類は同じことを繰り返している。 なんだか妙にリアルで目が離せない。 この作品の魅力は人物描写の丁寧さにもある。 主人公は、利己的な冷血漢然としているが、その実あったけぇ奴。 周りのやつらもそれぞれ必死に生きてる。 そんな彼らの描写は一つ一つが丁寧で、とても面白い。 もし、地球に氷河期が訪れたら?という視点でも、単にヒューマンドラマとしても楽しめる良い作品だと思います。

宙に参る 感想(1巻まで)

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派遣~シリーズで(俺の中で)おなじみの肋骨凹助先生の商業作品。 いつの間にか1巻でてたらしい。 1年くらい前に派遣シリーズの更新見に行って商業でやりだしたの知って吃驚しました。 派遣シリーズ1作目は以下で読めます(web漫画ってやつ) http://books.vipdoor.info/comic/ww2291 ■どんなお話? 舞台は近未来。 当たり前に宇宙進出し、AIは人格を持ち、人は体の殆どの部位を機械に置き換えることができる。 そんな世界で、凄腕のハッカー兼機械技師である「魔女」が、好きなことで生きていく話。 ■雑感 主人公のソラは、やろうと思えば、なんでもできそうな人。 でもそんな彼女の日常はゆるい。 彼女の周りは少し騒がしいけど。 物語は彼女の「病死」した旦那の葬式から始まる。 そのシーンは結構衝撃的。ロボな息子にリモートお焼香。 そんな感じで説明される、世界観はとても良く練られていて、説得力がある。 こんな未来ももしかしたら来るかもね。 あとは作品全体のこういう台詞回しが作る雰囲気が好き。 上の画像は一番好きなシーン。 1巻なんで当たり前だが、まだ冒頭でしかない。 このまま物語がどういう方向に向かうのか全く分からない。 底の見えない懐の深さもこの作品の魅力ですね。 ■派遣シリーズの読者として 作画以外にこんな感じの描写で、先生の作品だなって思う。 派遣シリーズの読者は、まったく毛色が違う作品だけど、シリーズの空気感を感じられる作品なので、読むべきですね。 しかしながら、派遣シリーズの更新はもう10年くらいは可能性なさそうだなぁと思うと、少し寂しい。

好きな子がめがねを忘れた 感想(5巻まで)

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今日新刊でてたので感想を書く。 ■どんな話? よく眼鏡を忘れる天然系メガネっ娘と、素直だけど自己評価低めの男の子がイチャイチャする話。 まさに好きな子がめがね忘れたら?っていう妄想の権化。 普段眼鏡かけてるあの子が外したらもっとかわいい!っていう、あのシチュエーション好きのための漫画・・・ではない。 日常系+恋愛物。 ■雑感 読むきっかけはタイトル。 おもろいこと考えるやんって読んでみて、三重ちゃん(ヒロイン)マジかわいいじゃんってなりました。 作品全体に漂う優しい雰囲気も良く、するっと読み続けられた。 しかしながら、1巻以降は急速にマンネリ化が進んでおり、「新刊がでたら読むけど、続きが早く読みたいってほどでもない漫画」になっていた。 こういう発想が面白い漫画にはつきものではあるのだが。 でも、ここ最近の巻(4、5巻)はやばい。 個人的に恋愛漫画で一番おいしい時期だと思っているあの展開に突入したのだ。 即ち、双方がお互いの気持ちを自覚したうえで、若干すれ違うっていうあの展開である。 もう両方ともかわいすぎてやばい。 ここを抜けたらつまるところ、物語は終焉を迎えてしまうのだが、もう少し引き延ばしてほしいような、無駄に引き延ばさず綺麗に終わらせてほしいようなそんな感じ。 今後の展開に期待が高まりますね。

その着せ替え人形は恋をする 感想(4巻まで)

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普段よく視聴している配信者が、面白いっていってたので購入。 ■どんな話? ひな人形職人の家の男子高校生が、コスプレイヤーのギャルとの交流を通して、趣味、果ては生き方について考える話。 テーマは、好きなものを好きっていうことの素晴らしさとか、好きなものに真剣になれることの格好良さとか。 ■雑感 オタク趣味に傾倒してるかわいくてえっちなギャルがでてくる。すごい。 絶対そういうの興味なさそうな陽キャが、オタク趣味もってるとギャップですげぇいいなって思うよね。なんなんだろね。 あと、主人公の男の子もすげぇかわいい。 そら皆惚れますわ。かわいいもん。 主題は、趣味に性別も貴賤も無いってやつ。 だけど、そんな重苦しい話ではない。 とにかく、かわいい人がかわいい人とイチャイチャする話。 登場人物も全員いい人で、読んでて明るくなれる漫画でした。

パリピ孔明 感想(1巻まで)

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新刊漁ってたら見つけたやつ。 タイトルがずるいよね。 どうやら、コミックDAYSってとこでやってるWEB漫画らしいです。以下URL。 https://comic-days.com/episode/10834108156708586366 ■どんなお話? 道半ばにして、天寿を全うした孔明。 ・・・のはずだったが、目覚めたら体は若返り、ハロウィン真っ最中の渋谷に飛ばされていた! そして、ウェイ系に絡まれて連れられたクラブで、一人の歌手の女の子と出会う。 彼女の歌声に感銘を受けた孔明は、己の知略でもって彼女の夢を叶えることを誓う。 もし現代に〇〇が生きていたら?系の作品。 ギャップで笑うギャグマンガ。 孔明の無駄遣い。 ■雑感 タイトルずるくない? そりゃ買っちゃうよ。 ヒロインの女の子がかわいいのがいいですね。 肝心の(?)中身の方はというと、中々面白い。 エイコちゃん(ヒロイン)のマネージャーとなった孔明が、彼女のライブをサポートし、ライバルを蹴散らしていく、というのが話の大体の流れ。 彼女をサポートするにあたって、前世の記憶を活用して、ライブの演出と、三国志の有名な計略を無理やり絡めるんですよ。面白いよね。 あと何故か今のところライバル達は、嫌な奴ばっかなのも面白い。 お前ら音楽に集中しな? 一つ不満な点があるとすれば、孔明が別にパリピしてないとこ。 糞マジメにマネジメント業に専念してるだけ。 渋谷の空気にあてられてウェイ系になった孔明がみたかった人は読まない方がいいかも。 絶対作者、語感だけでタイトル決めただろこれ! 自分自身三国志まったくわかんないし、諸葛孔明に何の思い入れもないので普通に楽しめました。 三国志好きだったらもっと楽しめるかもしれないし、逆に楽しめないかもしれない。

イエスタデイをうたって 感想

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大好きな漫画家の一人、冬目景先生の代表作のひとつ。 先生の漫画は、絵がいいんだよね。 羊のうたでハマって以来、先生の漫画は色々読んできたが、これだけは今の今まで読んでなかった。 ■どんな話? 恋愛とはなんぞや?って話を延々と、面倒くさい人たちの日常を通して描く物語。 ■雑感 冬目景先生の絵は本当に素晴らしい。これだけで読む価値がある。 話のほうは、ゆるゆるな日常もの。 本当にただの日常もので、不思議な力とかは一切でてこないし、壮大な伏線があったりはしない。 作中にはいろんな人たちがでてきて、それぞれが大体恋愛を通して成長していく。 脇役達の話も相当面白いから、最後まで見てて飽きないです。 結末は、リクオ(主人公)の周り以外は概ね満足。 しかし、リクオもシナコも屑すぎるよほんと、あいつらが幸せになるのは許せねぇよ!! とにかく、ハルちゃんが不憫でしかたねぇ話だった。 一応ハッピーエンドなんだが、若干もやもやする。 でもハルちゃんが幸せそうだからそれでオッケーです。 ■冬目景先生のファンとして 先生のファンとしては、こういういつ終わっても違和感のないような話を読んでいると、いつ先生が面倒臭くなって終わらせに入るのかびくびくする。 先生は、書く話は面白いのに、中途半端に投げ出しがちなのが玉に瑕なのだ。 このイエスタデイをうたってはきちんと終わっていて、読後感も悪くない。 完結に時間はかかったみたいだけど、きちんと終わらせてくれたことに感謝。

カラーレス 感想(2巻まで)

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新進気鋭の作家さんの作品らしい。 どうやって見つけて来たのかもはや覚えてない。 ■どんな話? 舞台は極大太陽フレア、マーシパルスにより、色素が殆ど失われた世界。 残されたわずかな色素は、謎の超エネルギーを生み出すようになっていた。 そんな色素を巡る戦いを描いた話。 あと、色が失われたついでに人の面はなぜか異形に変化している。 ■雑感 まさに、趣味がそのまま漫画になったような作品。 「カッコイイ」がこれでもかって詰まってる。 クリーチャーに、主人公のスーツのデザイン、それらを使った戦闘シーン。 とにかくかっこいい。 モノクロの漫画と、色素の失われた世界観をうまいこと連動させた、作中の色素をカラーで描画する表現法は素晴らしいと思いました。 お話のほうは、狭い世界で終わってしまいそうな危うさというか、寂しさを感じる。 最初にでてきたごろつきがそのまま最後まででてきて終わっちゃいそうな感じ。 できれば、もっと世界を広げてほしい。 これからもっと面白くなっていくことを祈ります。

こぐまレンサ 感想

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オチがいい漫画とググったら出てきたので購入。 なんか昔どこかで聞いたことがある気がするんだよなぁこのタイトル。 こぐまレンサ。語感がいいですね。 全1巻。 ■どんな話? オムニバス形式。 何かしら教訓めいた話だったり、そうでもない話だったりが淡々と続く。 一つ一つの話の小さな繋がりが、最後は...みたいな感じ。 どことなく、古谷実作品に通じるものを感じる。 ■雑感 その独特の雰囲気が良い。 こういう系の話は行き過ぎて意味不明になったりもするが、すんなり読めた。 地に足ついてないようで、実は結構しっかり立ってる漫画。 結局明かされなかった謎も多いが、あとはこっちで考えてくれってことなんだろう。 読み終わった後は、切ない読了感に襲われること間違いなし。 批評すること自体が、なんだか無粋なきもするので、これで感想は終わり。

からくりサーカス 感想

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黒博物館がおもしろかったんで、からくりサーカス全43巻を衝動買い。 いつか読み直すときのためにも、初見の感想を書く。 ■からくりサーカス編開始前まで かっこいいナルミに感化されて全員かっこよくなっていく話。 素晴らしい導入だったと思う、全員魅力的で、この時点での謎も気になって続きが読みたくなる展開だった。 最高の一言。 ■からくりサーカス編 からくりサーカス編の序盤、ナルミがギィ、ルシールと旅をする話はとても良かった。 エリ公女の話が特に良い、敵も味方も丁寧に描写されていて最高。 だが、サーカス編は唐突に終盤を迎え、その展開は当然急ぎ足気味で、何とも言えなかった。 使い捨ての、ぽっとでのキャラをたくさん出てくるが、その一人一人に対する描写今までよりもずっと少ない。 感情移入もし辛いまま、お涙頂戴シーンが連続し、そのまま終わってしまう。 もう少しここでグダグダ長々とやるべきではなかったんじゃなかろうか、ナルミにもう少し旅をさせて、その過程でラストの面子と交流して彼らを掘り下げるとか。 確かにナルミが各地を旅するだけの進展のない話が10巻くらい続くと読者は離れるのかもしれないが... ■過去編 今までに張られていた伏線が一気に回収される話。 正直、めちゃめちゃ面白かった。 からくりサーカス編の最中は、合間に差し込まれるマサルの話がつまらなく感じられたが、この話で一気にマサル側の話の株が上がる。 藤田先生は、きちんとオチまで考えて謎を残すのがうまい人だと思う。 ■黒賀の里編 この話も面白い。 アシハナ家の3人娘一人一人に対して、時間をかけて掘り下げる。 単なる脇役なのに、感情移入しっぱなしだった。 それだけに、ラストの展開には心底絶望させられたと同時に、感嘆させられた。 なぜ、からくりサーカス編ではできなかったのだろうか。 黒賀の里の話とは直接関係ないが、ここらへんからナルミのエレオノールに対する意固地な態度が始まる。 ■機械仕掛けの神(最終幕)編 キチンとすべてのことに決着がつく。 が、正直あまり好きになれない展開。 からくりサーカス編よりさらに酷い。 以下気に食わない点。 ・マサルのしろがねに対する思いの描写 今まであんだけ丁寧に、マサルの感情はそういうのではないってのをやったのにそれ

黒博物館 ゴーストアンドレディ 感想

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作者はうしおととらとか、からくりサーカスの藤田先生。 今まで藤田先生のお話は読んだことなかったが、試し読みで面白かったので購入。 黒博物館シリーズは他にも何作かあるらしく、そのうちの一作。 上下巻。 ■どんな話? 演劇好きな幽霊のもとに、一人の「見える人」な女の子が自分を殺してくれとせがんでくる。 天啓と信じて疑わない事が、周囲の反対によってできず、生きている意味を見失ったという。 彼女の必死で、狂気をまとった表情に、まるで悲劇の一幕が上がったような感覚を覚えた幽霊は、彼女に興味を持つ。 「お前が真に絶望した時に殺してやろう」と、女の子にとりつくことを決める。 そんな冒頭で始まる、演劇好きで、世話好きな幽霊が語るナイチンゲールの生涯。 ■良かったところ ・魅力的な登場人物達 熱く、真っ直ぐで、かっこいいやつらがいっぱいでてくる。 「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ。」 なんてナイチンゲールの名言初めて知ったけど、心震わすいい言葉ですね。 若干、悪役側のキャラが弱いきもするが、そんなことは些細な問題。 ・熱く、丁寧なストーリー 上下巻でまとまっているだけに、最初から最後まで無駄のない展開。 綺麗な伏線回収に、涙腺崩壊します。 ナイチンゲールの生涯にこういう解釈があってもいい。 ■気に食わないところ 無し ■まとめ ナイチンゲールのことと、イギリス・ルネサンス演劇が好きになれる話。 藤田先生の話初めて読んだけど面白いっすね。

博多とんこつラーメンズ 感想

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前回に続きアニメの感想文(兼備忘録)。 Netflixでみれます。 ■どんな話? 人口の3%が殺し屋と言われる(架空の)博多を舞台にした、殺し屋とヤクザが繰り広げるドタバタコメディ。ふんわりとデュラララっぽさあり。 ■良いところ ・世界観のぶっ飛び具合 なんだよ人口の3%が殺し屋の街って、それでいてよくあるスチームパンクなスラム街が舞台の話ではなく、見た目だけは現代の日本っていうね。 もうその設定だけで見るしかないじゃん! とにかく人の命が軽い軽い。 そんな中で、良心を信じよう!とかやるんだからギャップが面白い。 が、若干の出オチ感が否めないのは事実ではある。 ・温かみを感じる方言 一部の登場人物は博多弁ってやつを使ってしゃべる。舞台が博多だから。 殺伐とした世界観の中で気の抜ける方言、いいですね。 ガチの博多の人が聞いたら違和感すごいのかもしらんけど。 ・4話までのクォリティの高さ 導入にあたる最初の事件解決までの話が妙にクォリティが高い。 テンポも展開も良く、最後まで視聴を続けようという気にさせてくれた。 ■気に食わなかったところ ・出オチ感 最初の事件は面白かったんだが、続く話は可もなく不可もなくといった話が続いて終わる。 世界観や、キャラの設定が面白い話は、それらが明かされた後はもういいかなってなりがちではありますね。 ・使い捨ての設定が多い 面白い設定がぽんぽんっと最初のほうにでてくるが、大してその設定が生かされることはない。 斎藤君の設定とかかなり面白いと思うんだけど、あの程度の扱いにしちゃうとかもったいねぇなぁと思いました。 ただ、原作もののアニメなので、原作だとちゃんとやってんのかも。 ■まとめ 面白いが、出オチ感が強い作品。 でも、見たほうが人生にとって得。

歌舞伎町シャーロック 感想

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コロナによる自宅待機で暇なので、Netflixでアニメを見漁っていた時に見つけた作品。 今年の3月くらいまでやってたらしい。2クール。 中々面白かったので感想を書く。 ■どんな話? 一癖も二癖もある探偵達が、歌舞伎町(とは名ばかりの架空の町、イメージ的には多少綺麗な九龍)を舞台に繰り広げる推理物。コメディ色強め。 一話完結型だが、話は繋がっている。 話は2クールである以上仕方ないのかもしれないが中盤の中だるみはあり。 ■良かったところ 主要キャラ全てのキャラが濃ゆいところ。 特に主人公の濃さ。あの気持ち悪いがかっこいいキャラはなかなかよかった。 また、キャラ同士の掛け合いが面白いところもいい。 どいつもこいつも良い奴ばっかで涙腺が緩む。 あとは、一発で引き込まれる、落語好きの主人公探偵が行う推理落語のテーマ曲と、描写。 汚い感じの空気感が好みだったのも視聴を続けられた理由の一つか。 一番でかいのは最終2話の出来の良さ。 ■気に食わなかったところ 若干、いやかなりホモ臭い。腐女子ウケ狙いなのか?? 後は、後半のストーリー展開。 話自体をもう一度練り直してほしい。 あーいう路線で行くにしろ、もう少し丁寧にできなかったのか。 ■まとめ 自分の中では良作の部類。 アニメである以上、決められた話数の中で話をまとめる必要があるが、綺麗にまとまっていたように思う。 久しぶりに新作アニメってやつを見たけど、面白いのやってんだね。