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ラグナクリムゾン感想 13巻まで

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友人から勧められ読んでみた ■概要 舞台は剣と魔法の中世風世界 この世界の人類には竜と呼ばれる天敵が存在し、このままでは滅亡まったなしな状況 そんな未来に抗うため奮闘する話 ジャンル的には能力バトル物 ■感想 序章である2巻までは正直微妙  何か全体的に、何かしらのインスパイアを感じ読むのがきつかった(主にヒラコー) 唯一、何の説明もなくやたら現代的な銃が出てくるシーンは少し興味をそそられたが 3巻から始まるアルテマティア編から覚醒、加速度的に面白くなっていく 最初に感じた、インスパイア臭さが無くなり、作者が書きたいものをハイテンションで書いてるというのが伝わってくる内容に この漫画はとにかく悪役の見せ方がうまい 根底の思想の時点で、人と竜はどうあっても分かり合えないとはっきり描写されているが、妙に人間臭い竜達に感情移入してしまう 話の流れもわかりやすい、能力バトル物はやたら凝った展開にしようとして、話の流れが意味不明になってしまいがちだが、テンポよくわかりやすく進んでいく そして何より熱い、熱すぎる なんやかんや謀略知略を巡らせるが最後はフィジカルよ!!!みたいな勢いがある そして、ハイテンポで熱いストーリーの中、少しずつ少しずつ伏線が張られていく どうもこの世界は核戦争で一度文明リセットまでいってそうとか、魔法とは旧文明の遺産?とか そんな最初から最後までダレることなく最高に面白かったアルテマティア編が11巻で終わり、12巻からは新章スタート 現時点では、面白くなるかどうなるかまだ分からないが、期待大

働かないふたり 感想(20巻まで)

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  前に試し読みで気になっていたのを今更思い出して読み始めた。 ■どんな話? アクティブなニートが周囲を巻きこみながら織りなす群像日常劇。 「みんな違ってみんないい」が主題か。 ■雑感 正直試し読み時点で興味をもったのは春子ちゃんがエロかったから。 が、読み進めれば読み進めるほど、そんなことは忘れてしまう。 この漫画のキャラクター達は皆、他愛もないやりとりをし笑う。 その尊さを各々が理解しながら行うそれは、見ていてとてもあったかい。 この漫画のお約束として、様々な理由で人生に疲れた新キャラがでてきて、その人を心優しい主人公(ニート)がなんてことないという雰囲気で、救うっていう流れがある。 例えばめまいを起こしたおばあさんをおんぶして自宅まで運んでやり、ついでにおばあさん宅の草刈りを、皆巻き込んでやってみたりだとか。 現実に働かないって選択肢をとれば、漫画みたいに明るく生きてはいけないだろうが、こんな自由に動ける友人が欲しいと思った。 がんばらなきゃいけないとか、こうあるべきだとか、それに伴うコンプレックスみたいなものは乗り越えられる壁であり、乗り越えれば一気に視野が広がって人生たのしくなるぜ! っていうノリが手を変え品を変え全編通して続く話だが、たまにそれが気色悪く感じられることもある。同調圧力やめろっていう同調圧力っていうんだろうか。 でもそんな俺みたいな、斜に構えたやつも楽しめちゃう懐の深さがある漫画だと思いました。

左利きのエレン 感想(12巻まで)

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  広告、口コミ等で気になってたので読んでみた。 キャッチコピーは天才になれなかった全ての人へ、だそうです。 ■どんな話? デザインの世界を舞台にした(多分)サクセスストーリー。 この作品は凡人の社畜が挫折を繰り返しながらも前に進むパートと、天才たちがイキり散らかすパートに分かれており、交互にパートが切り替わりながら話は進む。 ■雑感 凡人パートは主人公の青さが非常に良い。 ヘタレで色々足りてないけど、足りない部分を補うためにはなんだってやる主人公はとても共感できる(プライベートは屑だが)。 サラリーマンになって気が付けば丸くなってる自分に気が付いて落ち込んで、だけどやっぱり夢が諦めきれない。 自身の才能、理想と現実に抗う姿はまさに少年漫画の主人公だ。 こういうのがみてぇんだよな。 対する天才パートは、序盤こそ魅力があったが段々味がしなくなってきた。 凡人側と絡み、過去のトラウマを克服するまでの流れは最高だったんだが。 なろうの無双ものは結構楽しめるんだが、なんでだめなんだろうなぁ。 天才共の癖に妙にキャラが斜に構えてるのが気に食わないのかもしれない。 凡人パートのみなら最高の一言の作品だが、天才パートと抱き合わせになってるので総合的には・・・やっぱり最高の作品です。 なぜなら普通に天才パートは読み飛ばせばいいだけなんでね。 リアル過ぎないがある程度説得力があるストーリー、凡人が才能と戦うというシチュエーション。とても俺好みの作品でした。 これでピンポンみたいにやっぱり才能には勝てなかったよってなったらぶちぎれます。

サルチネス 感想

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  作者は稲中卓球部やわにとかげぎすの古谷実先生。 読んだのは3か月程前なので新鮮な感想ではないが、良い作品なので読書の軌跡を残す。 ■どんな話? 妹が好きでたまらないアッパー系社会不適合者のおっさんが、妹のため、自分のために、周囲を大いに巻き込みながら奮闘する話。 ■雑感 とにかく汚い! おっさんは見た目も行動も言葉もなにもかも汚くて、そんなおっさんが主人公のこの漫画は、綺麗な描写のページは極稀だ。 だが、おっさんがやってることは方法はともかく、目的は純粋過ぎるほどに純粋。 見た目は汚いが、目的は綺麗なおっさんがなりふり構わず突き進む様は痛快で読んでて楽しい(ちょっと鬱陶しいが)。 そしてところどころで泣かしにかかってくる。 愚直さは笑えるけど、ずっと見てるとその実直さに泣けてくるのだ。 ラストは特に涙無しにはいられない。 また、先生の話にしては珍しく(といってもわにとかげぎすとヒメノアールしか読んでないけど)犯罪が絡まない。 いつもの、ダメ男+そんなダメ男が好きな美女+日常に潜む仄暗い狂気の3種の神器が揃った話ではなく、この話の構成要素はダメ男(女)達+(比較的)常識人な妹だ。 つまり何かよくわからない恐ろしいものに邪魔されず、心行くまで先生の描く日常ものを楽しめる話、というわけだ。 主人公の方向性が今までとは大分違うが。 明るい気持ちになれること間違いなしの良作。読後感最高でした。

僕の心のヤバイやつ 感想(3巻まで)

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あの「みつどもえ」の桜井のりお先生の新作兼、僕の最近の生きがい。 ■どんな話? 悶えること間違いなしの恋愛もの。 つまり、ヤバイやつ。 ■登場人物からみたヤバさ 主人公の、京太郎君の魅力がヤバイ。 その異様に自分に自信がない彼は、息をするように相手を慮れる男。 表には出さないが死ぬほど素直(矛盾などない)で、自身を客観視できている彼の一挙手一投足は、いちいちえもえものえもなのだ。 対するヒロインの山田ちゃんもヤバイ。 彼女のどこまでわかってんのかわからない態度がヤバイ。 なにもかもかわいいし、やばやばのやば。 ■描写からみたヤバさ この漫画はモノローグの使い方が非常にうまい。 主人公以外のモノローグは徹底的に廃しており、ひたすらに京太郎君からみた世界が描かれる。 そして、そんな京太郎君のモノローグですら、彼の深層心理の部分は描写されない。 話の中の小さな一コマが、京太郎君自身も意識しないうちに彼の行動に影響を及ぼす。 京太郎君が頭で考えずに行ったその何気ない行動が、ひたすらに山田ちゃんに突き刺さっていく様はとにかくエモい。 散りばめられた小さな伏線が、一切説明描写無しに回収される。 だが、わかりやすい。 この漫画は丁寧すぎるほど丁寧な漫画である。 ■総括 一味違った、男性向け恋愛漫画。 面白いです。 今(3巻)がもっとも脂の乗っている時期だと思うので、ここからにもさらに期待。

望郷太郎 感想(2巻まで)

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へうげものの作者の新作らしい。 へうげものは、読んだ当時難しく感じられ1巻で読むのをやめた(戦国時代についてある程度知識ないと楽しめない、とその時は感じた)。 今作は終末ものなんで、歴史的な背景とか別に知らなくても十分楽しめる。 2巻刊行で読み返したついでに感想を書く。 ■どんな話? 2025年、突如大寒波が世界中を襲う。 生き残るためコールドスリープを選んだ主人公だったが、目覚めたら500年の時が過ぎていた。 どうやら大寒波は氷河期の前触れで、以前の文明は全て滅んでしまったらしい。 家族の中で唯一生き残った主人公は、この過酷な世界で生き残り、故郷に帰ることを決める。 ■雑感 以前の文明は滅んだが、人類はいまだ健在。 石器時代まで逆戻りした今の人類の中で現代人がどう生きるのか、というのが見所。 価値観の違いとか、文化の違いとどう折り合いをつけるのか。 主人公は、前時代の知識を生かして、知識無双的なことはしない。 自殺島みたいに、サバイバルの能力に異様に長けてたりもしない。 今の人類と一緒に過ごし、生き方を学んでいく。 面白いのは、世界は案外豊かで、無欲であれば、生き残るのにさして苦労は無いという描写。 2巻からはこの「欲」に対する描写が増える。 奴隷制度に戦争、人類は同じことを繰り返している。 なんだか妙にリアルで目が離せない。 この作品の魅力は人物描写の丁寧さにもある。 主人公は、利己的な冷血漢然としているが、その実あったけぇ奴。 周りのやつらもそれぞれ必死に生きてる。 そんな彼らの描写は一つ一つが丁寧で、とても面白い。 もし、地球に氷河期が訪れたら?という視点でも、単にヒューマンドラマとしても楽しめる良い作品だと思います。

宙に参る 感想(1巻まで)

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派遣~シリーズで(俺の中で)おなじみの肋骨凹助先生の商業作品。 いつの間にか1巻でてたらしい。 1年くらい前に派遣シリーズの更新見に行って商業でやりだしたの知って吃驚しました。 派遣シリーズ1作目は以下で読めます(web漫画ってやつ) http://books.vipdoor.info/comic/ww2291 ■どんなお話? 舞台は近未来。 当たり前に宇宙進出し、AIは人格を持ち、人は体の殆どの部位を機械に置き換えることができる。 そんな世界で、凄腕のハッカー兼機械技師である「魔女」が、好きなことで生きていく話。 ■雑感 主人公のソラは、やろうと思えば、なんでもできそうな人。 でもそんな彼女の日常はゆるい。 彼女の周りは少し騒がしいけど。 物語は彼女の「病死」した旦那の葬式から始まる。 そのシーンは結構衝撃的。ロボな息子にリモートお焼香。 そんな感じで説明される、世界観はとても良く練られていて、説得力がある。 こんな未来ももしかしたら来るかもね。 あとは作品全体のこういう台詞回しが作る雰囲気が好き。 上の画像は一番好きなシーン。 1巻なんで当たり前だが、まだ冒頭でしかない。 このまま物語がどういう方向に向かうのか全く分からない。 底の見えない懐の深さもこの作品の魅力ですね。 ■派遣シリーズの読者として 作画以外にこんな感じの描写で、先生の作品だなって思う。 派遣シリーズの読者は、まったく毛色が違う作品だけど、シリーズの空気感を感じられる作品なので、読むべきですね。 しかしながら、派遣シリーズの更新はもう10年くらいは可能性なさそうだなぁと思うと、少し寂しい。

好きな子がめがねを忘れた 感想(5巻まで)

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今日新刊でてたので感想を書く。 ■どんな話? よく眼鏡を忘れる天然系メガネっ娘と、素直だけど自己評価低めの男の子がイチャイチャする話。 まさに好きな子がめがね忘れたら?っていう妄想の権化。 普段眼鏡かけてるあの子が外したらもっとかわいい!っていう、あのシチュエーション好きのための漫画・・・ではない。 日常系+恋愛物。 ■雑感 読むきっかけはタイトル。 おもろいこと考えるやんって読んでみて、三重ちゃん(ヒロイン)マジかわいいじゃんってなりました。 作品全体に漂う優しい雰囲気も良く、するっと読み続けられた。 しかしながら、1巻以降は急速にマンネリ化が進んでおり、「新刊がでたら読むけど、続きが早く読みたいってほどでもない漫画」になっていた。 こういう発想が面白い漫画にはつきものではあるのだが。 でも、ここ最近の巻(4、5巻)はやばい。 個人的に恋愛漫画で一番おいしい時期だと思っているあの展開に突入したのだ。 即ち、双方がお互いの気持ちを自覚したうえで、若干すれ違うっていうあの展開である。 もう両方ともかわいすぎてやばい。 ここを抜けたらつまるところ、物語は終焉を迎えてしまうのだが、もう少し引き延ばしてほしいような、無駄に引き延ばさず綺麗に終わらせてほしいようなそんな感じ。 今後の展開に期待が高まりますね。

その着せ替え人形は恋をする 感想(4巻まで)

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普段よく視聴している配信者が、面白いっていってたので購入。 ■どんな話? ひな人形職人の家の男子高校生が、コスプレイヤーのギャルとの交流を通して、趣味、果ては生き方について考える話。 テーマは、好きなものを好きっていうことの素晴らしさとか、好きなものに真剣になれることの格好良さとか。 ■雑感 オタク趣味に傾倒してるかわいくてえっちなギャルがでてくる。すごい。 絶対そういうの興味なさそうな陽キャが、オタク趣味もってるとギャップですげぇいいなって思うよね。なんなんだろね。 あと、主人公の男の子もすげぇかわいい。 そら皆惚れますわ。かわいいもん。 主題は、趣味に性別も貴賤も無いってやつ。 だけど、そんな重苦しい話ではない。 とにかく、かわいい人がかわいい人とイチャイチャする話。 登場人物も全員いい人で、読んでて明るくなれる漫画でした。

パリピ孔明 感想(1巻まで)

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新刊漁ってたら見つけたやつ。 タイトルがずるいよね。 どうやら、コミックDAYSってとこでやってるWEB漫画らしいです。以下URL。 https://comic-days.com/episode/10834108156708586366 ■どんなお話? 道半ばにして、天寿を全うした孔明。 ・・・のはずだったが、目覚めたら体は若返り、ハロウィン真っ最中の渋谷に飛ばされていた! そして、ウェイ系に絡まれて連れられたクラブで、一人の歌手の女の子と出会う。 彼女の歌声に感銘を受けた孔明は、己の知略でもって彼女の夢を叶えることを誓う。 もし現代に〇〇が生きていたら?系の作品。 ギャップで笑うギャグマンガ。 孔明の無駄遣い。 ■雑感 タイトルずるくない? そりゃ買っちゃうよ。 ヒロインの女の子がかわいいのがいいですね。 肝心の(?)中身の方はというと、中々面白い。 エイコちゃん(ヒロイン)のマネージャーとなった孔明が、彼女のライブをサポートし、ライバルを蹴散らしていく、というのが話の大体の流れ。 彼女をサポートするにあたって、前世の記憶を活用して、ライブの演出と、三国志の有名な計略を無理やり絡めるんですよ。面白いよね。 あと何故か今のところライバル達は、嫌な奴ばっかなのも面白い。 お前ら音楽に集中しな? 一つ不満な点があるとすれば、孔明が別にパリピしてないとこ。 糞マジメにマネジメント業に専念してるだけ。 渋谷の空気にあてられてウェイ系になった孔明がみたかった人は読まない方がいいかも。 絶対作者、語感だけでタイトル決めただろこれ! 自分自身三国志まったくわかんないし、諸葛孔明に何の思い入れもないので普通に楽しめました。 三国志好きだったらもっと楽しめるかもしれないし、逆に楽しめないかもしれない。

イエスタデイをうたって 感想

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大好きな漫画家の一人、冬目景先生の代表作のひとつ。 先生の漫画は、絵がいいんだよね。 羊のうたでハマって以来、先生の漫画は色々読んできたが、これだけは今の今まで読んでなかった。 ■どんな話? 恋愛とはなんぞや?って話を延々と、面倒くさい人たちの日常を通して描く物語。 ■雑感 冬目景先生の絵は本当に素晴らしい。これだけで読む価値がある。 話のほうは、ゆるゆるな日常もの。 本当にただの日常もので、不思議な力とかは一切でてこないし、壮大な伏線があったりはしない。 作中にはいろんな人たちがでてきて、それぞれが大体恋愛を通して成長していく。 脇役達の話も相当面白いから、最後まで見てて飽きないです。 結末は、リクオ(主人公)の周り以外は概ね満足。 しかし、リクオもシナコも屑すぎるよほんと、あいつらが幸せになるのは許せねぇよ!! とにかく、ハルちゃんが不憫でしかたねぇ話だった。 一応ハッピーエンドなんだが、若干もやもやする。 でもハルちゃんが幸せそうだからそれでオッケーです。 ■冬目景先生のファンとして 先生のファンとしては、こういういつ終わっても違和感のないような話を読んでいると、いつ先生が面倒臭くなって終わらせに入るのかびくびくする。 先生は、書く話は面白いのに、中途半端に投げ出しがちなのが玉に瑕なのだ。 このイエスタデイをうたってはきちんと終わっていて、読後感も悪くない。 完結に時間はかかったみたいだけど、きちんと終わらせてくれたことに感謝。

カラーレス 感想(2巻まで)

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新進気鋭の作家さんの作品らしい。 どうやって見つけて来たのかもはや覚えてない。 ■どんな話? 舞台は極大太陽フレア、マーシパルスにより、色素が殆ど失われた世界。 残されたわずかな色素は、謎の超エネルギーを生み出すようになっていた。 そんな色素を巡る戦いを描いた話。 あと、色が失われたついでに人の面はなぜか異形に変化している。 ■雑感 まさに、趣味がそのまま漫画になったような作品。 「カッコイイ」がこれでもかって詰まってる。 クリーチャーに、主人公のスーツのデザイン、それらを使った戦闘シーン。 とにかくかっこいい。 モノクロの漫画と、色素の失われた世界観をうまいこと連動させた、作中の色素をカラーで描画する表現法は素晴らしいと思いました。 お話のほうは、狭い世界で終わってしまいそうな危うさというか、寂しさを感じる。 最初にでてきたごろつきがそのまま最後まででてきて終わっちゃいそうな感じ。 できれば、もっと世界を広げてほしい。 これからもっと面白くなっていくことを祈ります。

こぐまレンサ 感想

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オチがいい漫画とググったら出てきたので購入。 なんか昔どこかで聞いたことがある気がするんだよなぁこのタイトル。 こぐまレンサ。語感がいいですね。 全1巻。 ■どんな話? オムニバス形式。 何かしら教訓めいた話だったり、そうでもない話だったりが淡々と続く。 一つ一つの話の小さな繋がりが、最後は...みたいな感じ。 どことなく、古谷実作品に通じるものを感じる。 ■雑感 その独特の雰囲気が良い。 こういう系の話は行き過ぎて意味不明になったりもするが、すんなり読めた。 地に足ついてないようで、実は結構しっかり立ってる漫画。 結局明かされなかった謎も多いが、あとはこっちで考えてくれってことなんだろう。 読み終わった後は、切ない読了感に襲われること間違いなし。 批評すること自体が、なんだか無粋なきもするので、これで感想は終わり。

からくりサーカス 感想

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黒博物館がおもしろかったんで、からくりサーカス全43巻を衝動買い。 いつか読み直すときのためにも、初見の感想を書く。 ■からくりサーカス編開始前まで かっこいいナルミに感化されて全員かっこよくなっていく話。 素晴らしい導入だったと思う、全員魅力的で、この時点での謎も気になって続きが読みたくなる展開だった。 最高の一言。 ■からくりサーカス編 からくりサーカス編の序盤、ナルミがギィ、ルシールと旅をする話はとても良かった。 エリ公女の話が特に良い、敵も味方も丁寧に描写されていて最高。 だが、サーカス編は唐突に終盤を迎え、その展開は当然急ぎ足気味で、何とも言えなかった。 使い捨ての、ぽっとでのキャラをたくさん出てくるが、その一人一人に対する描写今までよりもずっと少ない。 感情移入もし辛いまま、お涙頂戴シーンが連続し、そのまま終わってしまう。 もう少しここでグダグダ長々とやるべきではなかったんじゃなかろうか、ナルミにもう少し旅をさせて、その過程でラストの面子と交流して彼らを掘り下げるとか。 確かにナルミが各地を旅するだけの進展のない話が10巻くらい続くと読者は離れるのかもしれないが... ■過去編 今までに張られていた伏線が一気に回収される話。 正直、めちゃめちゃ面白かった。 からくりサーカス編の最中は、合間に差し込まれるマサルの話がつまらなく感じられたが、この話で一気にマサル側の話の株が上がる。 藤田先生は、きちんとオチまで考えて謎を残すのがうまい人だと思う。 ■黒賀の里編 この話も面白い。 アシハナ家の3人娘一人一人に対して、時間をかけて掘り下げる。 単なる脇役なのに、感情移入しっぱなしだった。 それだけに、ラストの展開には心底絶望させられたと同時に、感嘆させられた。 なぜ、からくりサーカス編ではできなかったのだろうか。 黒賀の里の話とは直接関係ないが、ここらへんからナルミのエレオノールに対する意固地な態度が始まる。 ■機械仕掛けの神(最終幕)編 キチンとすべてのことに決着がつく。 が、正直あまり好きになれない展開。 からくりサーカス編よりさらに酷い。 以下気に食わない点。 ・マサルのしろがねに対する思いの描写 今まであんだけ丁寧に、マサルの感情はそういうのではないってのをやったのにそれ...

黒博物館 ゴーストアンドレディ 感想

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作者はうしおととらとか、からくりサーカスの藤田先生。 今まで藤田先生のお話は読んだことなかったが、試し読みで面白かったので購入。 黒博物館シリーズは他にも何作かあるらしく、そのうちの一作。 上下巻。 ■どんな話? 演劇好きな幽霊のもとに、一人の「見える人」な女の子が自分を殺してくれとせがんでくる。 天啓と信じて疑わない事が、周囲の反対によってできず、生きている意味を見失ったという。 彼女の必死で、狂気をまとった表情に、まるで悲劇の一幕が上がったような感覚を覚えた幽霊は、彼女に興味を持つ。 「お前が真に絶望した時に殺してやろう」と、女の子にとりつくことを決める。 そんな冒頭で始まる、演劇好きで、世話好きな幽霊が語るナイチンゲールの生涯。 ■良かったところ ・魅力的な登場人物達 熱く、真っ直ぐで、かっこいいやつらがいっぱいでてくる。 「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ。」 なんてナイチンゲールの名言初めて知ったけど、心震わすいい言葉ですね。 若干、悪役側のキャラが弱いきもするが、そんなことは些細な問題。 ・熱く、丁寧なストーリー 上下巻でまとまっているだけに、最初から最後まで無駄のない展開。 綺麗な伏線回収に、涙腺崩壊します。 ナイチンゲールの生涯にこういう解釈があってもいい。 ■気に食わないところ 無し ■まとめ ナイチンゲールのことと、イギリス・ルネサンス演劇が好きになれる話。 藤田先生の話初めて読んだけど面白いっすね。

イムリ 感想(25巻まで)

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■概要 友人Iに捧ぐ読書感想文イムリ編。 2割くらいは友人に勧められたから、残りの8割はこのおじいちゃんのイラストに惚れて読みました。この悪いこと考えてそうな顔いいですね。 結論から言えば、展開が気に食わなかったので、好きになれない話。 でも、単につまんなかったで終わったらそれこそつまんない。 ■どんなお話? ※あらすじは省く。 戦争、階級制度、人種差別というでかすぎるテーマを扱った話。 あと、人の心を無理やり覗き見る力を持つ人たちが世界を牛耳ってる。 これらを組み合わせて、人の醜さとか、対比させる形で人の素晴らしさを描く。 にんげんっていいなってこと。 ■良いところ 設定がとにかく凝ってるところ。 各々の種族がもってる能力の設定とか、国の制度とか、世界観が凝っててワクワクさせてくれる。  デュガロ「術で従うイコルよりも奴隷なのだよ本当の 心が奴隷 化されているのだからな.」って 台詞。 タムニャドの存在。 一周回ってラルド覚者の存在。 ■気に食わなかったところ ・デュルク(主人公)が大して活躍しないところ。 選民として生まれて、でも実は生まれが卑しい種族で、ってきたらさ、僕が求めてるのは、そっから這い上がって全部救ってハッピーエンドですよ。 だが実際には幼女が無双して、気が付きゃデュルク君は廃人って意味わかんねぇだろぉ??? デュルクの功績ってマジで、チムリちゃんに道具の使い方教えたとこぐらいじゃないか? ・皆物分かりが良すぎるところ。 そりゃわかる。わがまま言ってたら戦争は終わんねぇよ。 でもさ、同族を兵器に改造されたあげく、殺し合いまでさせられてさ、そんな簡単に許せますか? 頭を焼かれて、頭の皮膚全部ケロイドにさせられて許せんのかって。 てか、ミューバは許されて良いわけ? ・たまに異様に展開が早いところ。 デュルクが独り立ちしたと思ったら、急にクールキャラ(一人称俺)になる。 ニコが結婚したと思ったら次の瞬間死別。 はっや。 ・デュガロしか悪役できるやつがいないところ。 今更新キャラだされても困るけど、あそこまでやって結局復活じゃあね。 ■どうしたら僕はこの漫画に満足できたのか とにかく、デュルクがまともに活躍してたら読めてたと思う。 カーマと戦争するにしろ、和平の...

ベントラーベントラー 最終巻(1~3)までの感想

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書こうか迷ったが書く ジャンルはハードSFコメディ・・・でいいのだろうか うまい言葉が思いつかない 異星人が当たり前の様に暮らしている未来の地球で、様々な異星人がらみの今の地球人の技術力ではよくわからないトラブルの対応をする機関、首都圏民営警察・外星警備課所属(以下外星課)の主人公が、割と適当な感じでトラブルを解決していく話である  オムニバス形式の物語構成となっている 民営の警察があったり、異星人と共存していたりなんかする未来感溢れる地球だが技術力的には今我々が暮らす地球と大差はないので、トラブルを解決するといっても基本的に自分たち人間の力のみでは解決することはできない 故に必然的に地球在住の異星人の力を借りることになるのだが、その異星人の力を借りるという行為を外星課では"ベントラーベントラー" と呼んでいる  "地球外より侵入した生物および漂着物に対する処遇を在地球外生物に仰げ"という意味らしいが、作中では主にクタムという主人公の事"が"お気に入り(主人公はむしろクタムさんのことは嫌い)の異星人の力しか借りていないので、"地球外より侵入した生物及び漂着物に対する処遇をクタムに仰げ"という意味だといっても過言ではないかもしれない クタムさんはよく呼んでもないのに出没するぐらいに主人公の事が大好きであるが、その理由を彼は自分たちに対して素で接してくれるからと言っていた・・・どんなに文明が発達しても友人関係の基本は変わらないという事だろうか 作中では様々なトラブルが発生するが一貫しているのは、深刻な事態のはずなのに、誰もが大して深刻だととらえていない(様に見える)という点 最終話のみ例外だが 例を挙げると、異星人の手によって娘のクローンが生まれてしまったが、それを軽く受け止め新しい家族として共に暮らすと決めた話とか、あることが原因で東京湾付近が低重力になった際に野次馬がお祭り騒ぎをしだしたりした話・・・とか ・・・後者は俺も野次馬根性丸出しで参加してしまいそうではある おいおいそんなんでいいの?みたいなゆるい雰囲気が好きな人は一つ一つの話の面白さも相まって、多分3巻をだらだらっと一辺に読んでしまうだろう あとは俺にはよくわからないが、かなり科学考証(S...

つぐもも 1~7巻までの感想

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すっかり気に入ってしまったので7巻までしか読んでないけど書く ジャンルは一応異能バトルもの 内容は大雑把にいえば、"すそ"と呼ばれる邪気(?)の様なものを引き寄せてしまう体質の主人公が、その"すそ"によって引き起こされた(微妙に語弊があるが)怪異に"付喪神"であるヒロインと共に立ち向かっていくというもの 主人公が最初から最強なタイプの漫画ではなく努力して強くなっていく感じだが、最初は弱いといってもポテンシャルは凄く高いので時々覚醒して・・・みたいなアレの漫画 細かい部分の説明は面倒なので省く 基本的な流れは 事件発生→原因究明→バトって解決 作者の画力が高いのでバトルシーンはこんな感じで迫力があるが、その合間合間にはさまれる日常パートがとても面白いのでバトル関連はおまけのようなものだろう 大事なことなので二回いうが日常パートは本当に面白い 大笑いするタイプの話ではないはずなのだがツボに入ってしまってかなり笑えた で この漫画を語る上で最も重要なのはギリギリアウトなレベルでエロいことである くぱぁとか平気で書かれる  児ポ的に所持しちゃいけない漫画になるかもしれない描写も多々含まれるので、ロリコンな方には特におすすめ サービスシーンこそが本編といっても過言ではない・・・かもしれない 6巻が特に酷いので必読である 話自体は割とマジメなのでただのお馬鹿なお色気漫画で終わらないあたりも魅力的である 過度なエロと適度なギャグに最低限のシリアス バランスが悪いようで意外とバランスが良く、テンポのいい良マンガでございました 最後に一番好きなシーンを紹介 くくりちゃんマジかわいいっす

女子攻兵 1~3巻までの感想

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タイトルに釣られて思わず買ってしまった 中身はきっとそんなに面白くないだろうと思っていたが、存外面白くてびっくり なめてました ジャンルは一応、ロボット戦争物のはず 世界観については作中で以下のように説明されている 「女子攻兵」とは、女子高生型の巨大ロボット兵器である 無人で動作するものではなく、ちゃんと人が操縦する  もちろん、操縦者は女子高生!・・・ではなくおっさんである  女子高生型ロボットをおっさんが必至こいて操縦し、戦争する 「女子攻兵」は従来の兵器全てを無効化する、この世界における最強の兵器ではあるが一つ欠点がある それは「女子攻兵」に乗っていると、精神が汚染されていくということ 精神汚染が進むと、搭乗者は「女子攻兵」に乗っている間女子高生に成りきるようになる さらに進むと、何故か「女子攻兵」の通常兵装に含まれている「女子攻兵」用の大型ケータイに、どこからか得体の知れないメールが送られてきたり、着信がくるようになる そして次第に「女子攻兵」から自力で降りることが困難になってゆき、最終的には「女子攻兵」に取り込まれ(?)暴走を始める 主人公はそんな精神汚染が進み暴走してしまった「女子攻兵」の搭乗者を始末する部隊の隊長 主人公自身、長い間「女子攻兵」に乗って任務を遂行しているため、自分自身が狂っているのかいないのか確信が持てないほど精神が疲弊している 自分がまだ狂っていない事を確かめるため、狂ってしまった同僚を始末する毎日を送っていた主人公であったが、ついにある任務中ケータイに謎の人物ツキコから、メールが届いてしまう しかし主人公に送られてきたメールは、他の搭乗者達のメールの内容とは違い現実世界と繋がっている内容、つまり、妄想の産物とは言い切れない内容であった 1~3巻までの物語はそのツキコ関連の謎を追い求めていく話が中心 まだまだ決着がつきそうにない感じなので、暫らくこのままだと思われる 思った以上に設定が凝っていてびっくりした 1巻を読み終わった時には、別に女子高生型ロボットである必要なくね?と思ったが、この設定でなければあの独特の狂気を表現することはできないであろうと今は思う タイトルに油断することなかれ 先が気になって仕方なくなること間違いなしの面白い漫画だった

ドロヘドロ 1~17巻までの感想

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若干読んでから日が経ってるので新鮮な感想ではないが、今日はネタがないので書く ジャンルは綺麗系グロサスペンスファンタジーSFコメディという感じ 詰め込み過ぎたか 綺麗系グロ・・・というのはグロい描写は多々あれど、血の描き方、臓物の描き方がとても優しい・・・というとなんだか変な表現だが、兎も角、グロさをあまり感じさせないという意味 世界観は魔法が当たり前に存在するという世界観  世界は大きく二つ"魔法使い"の世界と"人間"の世界と別れている 魔法と言ってもなんというか普段私たちが想像するようなメルヘンな感じではなく、説明し辛いがもっと生物的なものである というのも、この作品に登場する"魔法使い"は普通の人間とは体の構造が異なっており、腕の中に特殊な管状の器官が存在するのだが、"魔法使い"はその器官から発生させられるケムリを対象に吹きかけることによって魔法を発動することができる  "魔法使い"もピンきりで、生まれつきその器官からケムリが出にくい人もいるのだが、そういう人は手術をしてケムリを多く出せるようにしたりするらしい・・・なんだか、生々しいでしょ? "魔法使い"達は最初から魔法がうまく使えるわけではなく、 魔法を練習するために態々"人間"の世界に来て"人間"を実験台に使う その魔法の練習に使われた"人間"達は、大概体を変化させられる とても醜い姿に変えられることが多い "魔法使い"は魔法をかけた後すぐに帰ってしまうのだが、二つの世界を行き来するためには魔法を使わなければならないので追いかけて治してもらうことはできず、実験台にされた"人間"はほぼ一生その魔法被害に悩まされることになる 故に"人間"達は"魔法使い"を嫌っている  "魔法使い"の方は"人間"を見下しているのだが 主人公はそんな魔法被害者のトカゲ頭の"人間" おまけに主人公は記憶喪失であり、物語はそんな主人公が自分が何者であるのかということを追い求...