ラグナクリムゾン感想 13巻まで

友人から勧められ読んでみた ■概要 舞台は剣と魔法の中世風世界 この世界の人類には竜と呼ばれる天敵が存在し、このままでは滅亡まったなしな状況 そんな未来に抗うため奮闘する話 ジャンル的には能力バトル物 ■感想 序章である2巻までは正直微妙 何か全体的に、何かしらのインスパイアを感じ読むのがきつかった(主にヒラコー) 唯一、何の説明もなくやたら現代的な銃が出てくるシーンは少し興味をそそられたが 3巻から始まるアルテマティア編から覚醒、加速度的に面白くなっていく 最初に感じた、インスパイア臭さが無くなり、作者が書きたいものをハイテンションで書いてるというのが伝わってくる内容に この漫画はとにかく悪役の見せ方がうまい 根底の思想の時点で、人と竜はどうあっても分かり合えないとはっきり描写されているが、妙に人間臭い竜達に感情移入してしまう 話の流れもわかりやすい、能力バトル物はやたら凝った展開にしようとして、話の流れが意味不明になってしまいがちだが、テンポよくわかりやすく進んでいく そして何より熱い、熱すぎる なんやかんや謀略知略を巡らせるが最後はフィジカルよ!!!みたいな勢いがある そして、ハイテンポで熱いストーリーの中、少しずつ少しずつ伏線が張られていく どうもこの世界は核戦争で一度文明リセットまでいってそうとか、魔法とは旧文明の遺産?とか そんな最初から最後までダレることなく最高に面白かったアルテマティア編が11巻で終わり、12巻からは新章スタート 現時点では、面白くなるかどうなるかまだ分からないが、期待大